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フイチン再見! 1

フイチン再見!

フイチン再見!の作品情報

村上もとか / 小学館
10巻
日本にはまだ「女の漫画家」はいなかった! 漫画家・上田としこ。1917年(大正六)生まれ、2008年(平成二〇)没。 これは、まだ誰も歩いたことがなかった「女流漫画家」という道を拓いた 一人の実在した「女」を主人公とした物語である。 上田としこという一人の素っ頓狂な少女が、 戦前の満州ハルピンの高く広い空に、想像の絵を思いうかべた時から、 日本の、女の、「漫画の歴史」ははじまったともいえる。 村上もとかが渾身の力を込めて描く、漫画の青い青い春。 待望の単行本第1集! 【編集担当からのおすすめ情報】 膨大な資料、史料、数多くの関係者への取材を重ね、村上もとか氏が満を持して描く「もうひとつのまんが道」。「漫画家漫画」の決定版です。 前にも後ろにもない“女”の漫画道! 漫画家・上田としこ。1917年(大正六)生まれ、2008年(平成二〇)没。 日本にまだ誰も「女」の漫画家がいなかった時代。上田としこという素っ頓狂な少女は漫画家を目指す。昭和初期、当時少女雑誌で中原淳一と人気を二分していた挿絵画家の松本かつぢへの弟子入り。絵の勉強のため、クロッキー研究所、スイス人画家コンラッド・メイリの教室にも通うようになったとしこだったが、絵を描けば描くほど、絵がわからなくなるのだった。そして時代は戦争に傾斜していき……? 漫画の、日本の、女の、「青春」を描く待望の第2集! 【編集担当からのおすすめ情報】 2013年9月に単行本第1集が刊行され、新聞、雑誌等多数の書評欄で絶賛された作品の第2集です。 本当に描きたいもの…って何!? 漫画家・上田としこ。1917年(大正六)生まれ、2008年(平成二〇)没。 「漫画家は屑拾いと同じだ。世の中の色々なことを拾って心に溜めておかなくちゃならない」 漫画家・近藤日出造に言われた上田としこ。 “世間知らずのお嬢さん”は屑拾いをし始める。満州の地で、女一人、働き始める。 【編集担当からのおすすめ情報】 この度、本作が第43回日本漫画家協会賞 優秀賞を受賞いたしました!第3集は、戦時下の日本及び満州で、漫画どころではない状況で漫画家の卵・上田としこがどう生きていくかを描いています。 満州で終戦を迎えた漫画家の卵。一人の女。 「世間知らずのお嬢さんに漫画は描けない。働いて世間を知りなさい」漫画家・近藤日出造に言われ、満州で働き始めた上田としこ。時代は戦争真っ只中。女が一人、社会で働くことの様々な困難に直面する。 「言わずにはいられない女」としこは、戦時下の会社組織とは勿論、同じ女同士とも衝突する。 そして1945年8月15日、戦争が終わる。日本敗戦───。 だが、満州における日本人の本当の“戦い”は、ここから始まるのだった…! 上田としこの運命は果たして!? 時代の暗さと空の美しさの両面を描破する第4集! 【編集担当からのおすすめ情報】 現代美術のトップランナー、奈良美智氏激賞! 「上田としこの生き様は、折れない心の在り方を僕らに示してくれる」 <単行本帯コメント(抜粋)より> 私の青春の地、満州が失われてゆく。 1945年(昭和二〇)、上田としこは28歳。 日本が戦争に負けた時、としこは満州の地で働いていた。 もしも、叶わないものを「夢」と呼ぶとするならば、 「漫画家になる」というのは、としこにとって 夢でしかなかった。 大きな戦争は終わった。 けれど、満州の日本人、とりわけ一人の女・上田としこの戦争は、 終わりが見えないのであった───── 【編集担当からのおすすめ情報】 2015年5月30日(土)、ついに本作の主人公である故上田としこ先生の伝説的漫画『フイチンさん』復刻愛蔵版 上巻が発刊されます。新たに発見されたカラー原稿多数収録、村上もとか氏の書き下ろしエッセイ収録です。 戦争は終わった。漫画はまだか。 1946年(昭和21)11月、 上田としこ一家は父を満州に残して日本へ引き揚げた。 日本は敗戦から一年以上経っていたが、 としこの“戦後”はまだ始まってもいないのだった。 生きていくために姉・康子はしんちゅうぐんのデパートに職を得、 としこはGHQの民間教育情報局で働き始める。 つまり敵国で働くのだ。 日本、女、漫画……全部やり直し!の第6集。 【編集担当からのおすすめ情報】 GHQの民間教育情報局で働き始めた上田としこ先生が、アメリカ人女性の上司と本気で戦っています。上田としこは戦後も“戦時中”のようです。必見! 少女雑誌の勃興と漫画追放運動。 自分ひとりで、自分の決めた道を歩まんとしてきた 上田としこの前に現れたひとりの男。 周囲の猛反対の声にも耳を貸さず、 小新聞社の新聞記者、政治ゴロとも噂されるその男と としこは結婚する。 1950年(昭和二十五)、世の中は戦後復興の渦中にあった。 次々に創刊される雑誌、新しい家庭、そして新しい漫画。 【編集担当からのおすすめ情報】 とても家庭生活に向いているとは思えない上田としこが本巻で結婚します。さらに、本巻にはかつてあった、大新聞、PTA、児童文学者らによる猛烈な漫画バッシングが描かれています。少女雑誌、赤本、貸本の隆盛とその追放運動、それらに立ち向かう上田としこと手塚治虫。必見です。 “難産”の末に、生涯一の作品を産むのだ! 「少女クラブ」1953年1月号より、 手塚治虫は『リボンの騎士』の連載をはじめる。 その当時、上田としこは売れっ子漫画家として多数の締め切りを抱え 多忙をきわめていた。 戦後復興の渦中、時代は猛烈な速度で進んでいたが、 それよりもっと速いスピードで漫画も変わろうとしていた。 上田としこは重大な岐路に立っていた。 「女」を選ぶか「漫画」を選ぶか。 上田としこはついに、ある「漫画」を産む。 作品は『フイチンさん』。 【編集担当からのおすすめ情報】 萩尾望都氏激賞!「上田としこ先生の強くしなやかな生き方に、ただ感動です!」 時代は変わる。漫画は変わる。 『フイチンさん』の連載は人気の絶頂にあった。 次々にアイデアもセリフも湧き、上田としこものっていた。 そんな折、掲載誌「少女クラブ」の28歳の若き新編集長・丸山昭はとしこに言う。 「『フイチンさん』の連載を考え直してくれないでしょうか」 以前は小説や読み物が中心だった少女雑誌も、今や漫画が雑誌の柱になり、「漫画」に、「少女漫画」に、新しい大きな波が押し寄せてきていた。 漫画は変わる。時代が変わる。 漫画家・上田としこ「苦悩の絶頂期」の第9集。 【編集担当からのおすすめ情報】 本巻第9集には、少女時代の萩尾望都氏も登場しています。萩尾氏が少女時代に漫画から受けた衝撃が描かれています。これは必見です。 一人の漫画家の人生、堂々の完結! 時代は「漫画の時代」になった。 さらに漫画は動きはじめる。 「テレビまんが」──────アニメーションがテレビ放送され、 全国の少年少女達は熱狂する。 上田としこは漫画家としてその最前線から退いたが、 漫画家だった。 故郷を失い、大切な人を失い、漫画家は明日、漫画を描くだろう。 人が明日を生きてゆくのと同じく、描くだろう。 上田としこの人生、堂々完結。 そして漫画は────── 【編集担当からのおすすめ情報】 かつて赤塚不二夫氏は「日本は漫画家に残酷だ」と言ったそうだ。「当時、その言葉を本当に理解したのは上田としこただ一人だったんじゃないだろうか」村上もとか氏はそう言った。完結第10集は、村上もとか氏が出した「漫画史」に対する一つの解答があります。全漫画ファン必読です。
ビッグコミックオリジナル

フイチン再見!のみんなのよんだ

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